ゆくとしくるとし(前編)

今年も残すところあとわずか。

毎年大晦日には今年一年を振り返るけれど、今年一年を振り返ってみて、一言でいい表すなら、「迷いの一年」だろうか。

実は今年、年初恒例の「今年の目標」を立てなかった。
理由はいろいろあるけれど、ここ数年ずっと「今年の目標」に固執してしまった部分もあり、去年はそれで精神的にやられたので、逆にアレコレと目標を掲げず、シンプルにしたかったのもあり。それに欲しいもの(自転車やギターとか)もここ数年で一通り手に入れた感もあるし、旅行は幼い娘もいるのであまり現実的ではないし、ダイエットもそこそこ成功したし、そういう意味では、本当にやるべき事は自ずと絞られていた。
そんなわけで、目標は自己実現一つだけ心に刻みました。

その目標はどうだったかというと、割と出来た方だと思う。
そういう意味では評価できる一年だったと思っている。

社会的にもあまりよい一年ではなかったけれど、目の前に問題はたくさん起こった。でもそれを理由にやりたかったことが出来なかったとならないように、辛抱強く自分の中での優先順位を変えていった。これはできるようでいて、なかなか難しいと思う。目の前の問題を盲目的にこなしている方が、実はすべき事を出来なかった理由にできたり、本質的な不安から目をそらせたりするからだ。
実際やってみて、これは非常に困難だったし、始めのうちはいろいろと問題もあった。
ただ去年から比べれば、その点が、がんばれた一年だったと振り返っています。


それでも「迷いの一年」というのは、自分の価値観が変化しているのを感じていて、何事も、これでいいとか悪いとか、うまく評価できなくなってしまったから。

節目的な時期なのかもしれないけれど、子供ができたという去年から続く、大きなパラダイムもあるし、社会情勢の変化、景況感の悪化や、その影響からも、それとは関係ないなりゆきから起こった事務所をとりまく変化とか、単純に年齢的なところもあると思う。
そうした影響からか、価値観の変化を感じながら、自らの行いが、いいのかわるいのか、目指す方向に進めているのか。そもそもめざす方向ってどっちだ。本当にそっちか?みたいな禅問答が繰り返された一年だった。正直、今もよくわかっていない。

だから今年がよかったか、わるかったのかも判断をくだせずにいる。
向かう目的地への方向性はあるにせよ、ゆく道筋に迷いがあるという感じか。

なかなか根の深そうな悩みなので、この迷いはしばらくつづきそうな気がしている。
たぶん、しばらくもがいているので、多少情緒不安定でも気にしないでください。

それでも来年その糸口を掴みたい。
そんな一年の振り返り。そんな年の瀬です。


いずれにせよこんな自分を今年も支えてくれた人たちには、嘘偽りなく、感謝の気持ちでいっぱいです。今年も一年間、ありがとうございました。

DATA:
今年iTunesに追加された曲は1072曲。
去年より550曲も少ない。ストレス度を測る指標としては、やはり去年よりはストレスが少なかったようです。

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